循環器

降圧薬・血管拡張薬:ニカルジピン、ニトログリセリン、ニコランジル

◎ニカルジピン(ニカルジピン®) 10分で効果発現、作用時間は2時間以上 ◯ニカルジピン使い方 ニカルジピン®(10mg/10mL)→5A:50mg/50mL 2.5~5mL/時でスタート、最大15mL/時まで ◯使用する場面 術後高血圧、脳出血による高血圧、後負荷異常によるうっ血性心…

血管拡張薬:基本的な考え方

◎血管拡張薬の考え方 ①静脈・動脈・(血管としての)心臓を拡張させることでときに高血圧緊急性で確実な降圧を目的として使用する薬剤 ②降圧目的というよりも特定の血管拡張作用を期待して使用する薬剤 ①静脈・動脈・(血管としての)心臓を拡張させることで…

血管拡張薬心機能および血管トーヌスに影響を与える因子

①心血管トーヌス調整:血管内ボリュームの相対量を変化させる 1心臓 陽性変力・変事:β1刺激 陰性変力・変事:β1遮断 心収縮力↑(陽性変力作用):冠動脈拡張 冠動脈拡張→心筋酸素供給量↑→相対的に心筋酸素消費量↓ 冠動脈拡張作用がメイン:ニコランジル、…

循環作動薬:α作用β作用のはなし

循環作動薬はα作用あるいはβ作用のみもつものから、α作用β作用両方もつもの、投与量によってα作用β作用が異なるものに分かれる 純粋にα作用のみ→フェニレフリン(ネオシネジン®)純粋にβ作用のみ→イソプロテレノール(プロタノール®)α作用>β作用→ノルアド…

急性心不全クリニカルシナリオ(CS)

◎急性心不全クリニカルシナリオ(CS) CS1-3が血圧別の心不全分類、CS4はAMI、CS5は右心不全基本的には救急でのはなし CS1:ポイントは、AMIの否定(ECG、心エコー、心筋逸脱酵素、症状)NPPVをつなぐミオコール®にて血圧下げる(120〜130程度まで) 急激発…

大動脈弁狭窄症(AS)患者の麻酔管理

◎大動脈弁狭窄症(AS)患者の麻酔管理 特に心筋虚血に注意 十分な輸液負荷に鎮痛を加え、頻脈を避ける 徐脈でも心拍出量を維持できないため、アトロピンを使用する 麻酔による急激な血管拡張による静脈還流量の低下のため、左室への血液充満が阻害される。も…

急性冠症候群(ACS)への対応@CCU

◎CCUにて バイタルサイン、症状の確認 ECG、Echoの再評価 CK、CK-MBのピーク値を評価 AMIの補液量の考え方: 造影剤使用による腎障害を最小限にするために補液を優先するか、 血行動態が不安定でそのための体液管理を優先するか、の2つを考える →こまめにバ…

急性冠症候群(ACS)への対応@カテ室

◎カテ室にて 左冠動脈造影:5Fr JL4.0を用いて造影 右冠動脈造影:7Fr JL4.0、ガイドワイヤーはSION blue® PCI:ガイディングカテーテル7Fr JL4.0とガイドワイヤーSION blue® 血栓吸引カテーテル6Fr Thrombuster® TIMI血流分類(TIMI = Thrombolysis in Myoc…

急性冠症候群(ACS)への対応@ER

◎急性冠症候群のERでの対応 まず、Primary survey+E3:10分以内に バイタルサイン: A:会話可能か B:RR、呼吸様式 C:BP、HR、E3 D:意識レベル、従命可能かは「グーパー」で E3:Ear(聴診→Killip分類、機械的合併症・併存疾患の鑑別)、 ECG Echo(心嚢…