腹部CT読影順番と見るポイント

読影順番

・肝→胆→膵→脾→副腎→腎→尿管

・膀胱、前立腺あるいは子宮、腟、付属器

・大動脈・リンパ節:下大静脈、大動脈周囲→腸骨動脈周囲

・消化管:

・食道→胃→十二指腸

・直腸→S状結腸→下行結腸→横行結腸→上行結腸→回腸末端・盲腸→虫垂

・脊柱管、筋肉など軟部

・最後に肺野条件

 

肝臓を上から下までくまなく観察する、辺縁の方まで、脾臓と濃度比べて黒いと脂肪肝

胆嚢の壁肥厚、胆石、腫大

総胆管の拡張や結石

膵尾部、体部、頭部、後部をみていく。主膵管の拡張、膵腫瘍、膵のう胞、石灰化

 膵は脾静脈の前方にある。

脾腫瘍(低吸収域、リンパ管腫、のう胞)、脾腫、副脾、脾動脈瘤

副腎腫大、腫瘤

腎嚢胞、造影不良、腫瘤、水腎症、腎萎縮(きちんと測定)

尿管を追って、拡張や結石

膀胱壁飛行、腫瘤、出血

前立腺、精嚢

大動脈解離、瘤、動脈硬化

大動脈〜腸骨動脈・下大静脈周囲のリンパ節腫大

上部消化管:食道→胃→十二指腸と腫瘍や壁肥厚、潰瘍

下部消化管

小腸は追うことはできないが、小腸間膜に脂肪織濃度上昇がないか、リンパ節が無いか、ざっと見る

腹水(①右横隔膜下、②左横隔膜下、③モリソン窩、④ダグラス窩、⑤右傍結腸窩)

脊柱管に血腫、腫瘍

筋肉などに左右差ないか

骨条件

肺野条件